2012年08月07日

強迫神経症 ハプニングに弱い

強迫神経症の人は、物事が自分の思い描いた通りに
進むことを強く望む傾向があると言われています。

また予定外のことがあると混乱しがちなところもあり
ます。これは「ハプニングに弱い」ということです。

たとえば、手洗いの強迫症状のある人で決まった順序
と方法で洗わないと気が済まないケースでは、誰かが
近くに来て気が散ると、手洗いを始めからやり直さず
にはおれないことがあります。

「ハプニングが起こった時が絶好の治療機会」

ハプニングが起こらないようにするよりも「ハプニング
が起こっても何も問題ない」という体験をしていくことが
治療を進めていくうえで重要な視点となります。

失敗を避ける、との消極的な姿勢を「ハプニングに挑戦
する」という積極的な姿勢に変えることが治療のポイント
となります。

自分が手を洗っている時に、他の人が話しかけてきても
それを嫌がらずに「ここが治療のチャンス」と思うよう
にしていくのです。

病院内での治療中に、できるだけ多くのハプニングを経験
すると、ハプニングに対する抵抗力がついてきます。

予定外のことが起こっても、それにうまく対処できるよう
になっていきます。

病院外の日常生活においても予定外のことが起こった時、
「ここが絶好の治療場面」と捉えると、強迫症状に対して
ある程度自分でコントロールできるようになっていきます。

「臨機応変に対応していく」という柔軟性を身につける
ことが、強迫神経症の治療においては非常に重要な「鍵」
になります。
posted by メンタルハート at 19:35| 強迫症状とのつきあい方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
あわせて読みたい
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。