2012年06月29日

神経症と完璧主義は関連がある

強迫性神経症の人は、ともすると自宅に閉じこもり
がちになりやすい側面を持っています。

強迫症状を避けようとして外出を控えていると、
かえって神経症の症状を悪化させてしまうことが
あります。

家で軽い体操をするなど、適度な運動をすると気分が
晴れます。人間の「心と身体」は密接に関連し合って
います。血行が良くなると、気持ちもスッキリします。

強迫性神経症であるがゆえに、気分がウツウツと
するのですが、ウツウツとしているから神経症が
ひどくなる、という側面もあるのです。

将来のことを先回りして、あれこれと心配したり、
過去の出来事を後悔ばかりする傾向が神経症の人
にはあります。

「失敗は悪いこと」「物事はうまくいくべき」
という、完璧主義の傾向が強いからと言えます。

これは生れつきの傾向性なので、すぐに変えるのは
難しいことです。ただ、先のことを心配しながらでも
「今できること」に取り組むのは可能なことです。

あれこれと考え過ぎるのは性分だとしても、すべてを
考え尽くしてから行動しようとするのは効率が悪い。

一つのアイデアが出たら、ともかくそれを実行して
みるのがいいでしょう。

何ごとも「修正主義」でいくほうが、物事がうまくいく
可能性が高まります。まずはやってみる、失敗したら
それを改善していく。そしてまた取り組んでいく。

完璧主義的な生き方では、どうしても失敗は悪いこと
という考えにとらわれてしまいます。

修正主義では「失敗は必要」なもので、失敗が多いほど
改善点が増えていき、より良いものになっていきます。

一度に完全なものを目指そうとするより、少しずつ
少しずつ完成に向かうほうが、途中で小さな手応えを
実感することができます。

「小さな成功体験」を目指すのがいいと思います。
posted by メンタルハート at 20:27| 強迫症状とのつきあい方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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