2012年06月11日

強迫性神経症の薬物治療

強迫性神経症の薬物治療で使われるのは
うつ病の治療にも使われる「抗うつ薬」です。

強迫性神経症では、脳内の神経伝達物質である
セロトニンがうまく機能していないと考えられて
います。

脳の画像診断によると、強迫性神経症の人では
セロトニンが少ないことがわかっています。

そのため、セロトニンに働きかける「SSRI
が第1選択として使われています。

関連記事: 神経症の発症原因

「SSRI」はセロトニンが減らないように作用します。
セロトニンを増やすわけではありません。

また、SSRIは抗うつ薬ですから、うつ症状を併発
している場合は、その症状の改善も期待できます。

SSRIは、他の精神科の薬に比べて副作用が少ない
と言われています。ただし、個人差があり副作用が
強く出てくるケースもあります。

副作用としては、胸のむかつき、吐き気、
眠気、口の乾き、微熱などです。

精神科の薬は効果が出てくるまでに、ある程度の
時間がかかります。
人により異なりますが数週間
から数ヶ月かかります。

効果としては衝動の強さが、やや薄れるといった
ものであり、症状が完全になくなるわけではない
ようです。

劇的に治ることは期待せず、気長に服用する
心づもり
でいるのがいいと思います。

薬の効果については、「効果は浮輪のようなもの」
と譬えられています。浮輪があれば、沈まずに
とりあえずは浮いていられます。

でも、そのままでは浮いた状態でいるだけです。
自分で手足を動かして始めて前に進めます。

同じように、薬によって症状が薄らいでいる時に
症状への対処の仕方を身につける努力はする必要が
あります。

posted by メンタルハート at 19:50| 強迫性神経症の治療法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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